生産緑地など都市農地の活用・承継対策にこの1冊!
(「都市近郊農家・地主の相続税・贈与税(平成28年3月刊行)」を改題)
A5判
232頁
2019年3月刊行
ISBN978-4-7931-2421-1
●都市農家・地主の方々の中には昨今、少子高齢化の影響により、農地を維持していくことが困難なケースが散見されるようになりました。そこで、多様な機能を持つ都市農地の保持を目的として、2018年に「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」が施行されました。また、「特定生産緑地指定制度」が創設され、それに伴った税制改正が行われました。
●2022年に買取り申出が可能となる生産緑地を所有している方は、これらの改正を踏まえて、3つの選択肢(①買取り申出を行う、②特定生産緑地指定を受ける、③申出を行わず指定も受けない)から適切なものを選び、対応していくことが求められます。
●本書は、改正された生産緑地制度の解説を中心としつつ、農地に係る相続税・贈与税に関する概要、相続財産の評価、相続準備・資産管理及び納税に関する事項についてわかりやすく説明しています。
●本書は、平成28年3月刊行の「都市近郊農家・地主の相続税・贈与税」を改題したものです。
第1章 相続税・贈与税の基本
Ⅰ 相続税
Ⅱ 贈与税
Ⅲ 遺産分割
第2章 都市近郊農地(生産緑地)の取扱い
Ⅰ 生産緑地制度
Ⅱ 税制上の特例(固定資産税)
Ⅲ 税制上の特例(相続税の納税猶予)
第3章 相続財産の評価
Ⅰ 土地以外の相続税の課税対象財産
Ⅱ 土地の評価(原則)
Ⅲ 土地の評価(評価減が行えるもの、特殊性のあるもの)
Ⅳ 小規模宅地等の特例
第4章 相続準備・資産管理
Ⅰ 贈与税の活用
Ⅱ 養子縁組
Ⅲ 賃貸物件建設
Ⅳ 保険金、退職金の非課税枠
Ⅴ 二次相続対策(配偶者の相続分)
第5章 納税等
Ⅰ 金銭納付
Ⅱ 延納
Ⅲ 物納
Ⅳ 更正の請求
Ⅴ 税務調査