お金、物、そして人が国境をまたいで移動をすれば、そこには必ず税務の問題がついてくる!
~海外進出に伴う「人の移動」と源泉課税~
A5判
328頁
2012年9月刊行
ISBN978-4-7931-1980-4
●企業の海外進出に伴い、国際税務に対する関心が高まっています。お金、物、そして人が国境をまたいで移動をすれば、そこには必ず税務の問題がついてきます。
●本書は、特に「人の移動」に関わる税務、すなわち「国際源泉課税」の分野に焦点を当て、初めて海外進出をする企業の経理担当者の方やその顧問税理士の方を対象に、
★国際源泉課税の考え方と基礎知識を習得することができる
★国税当局に照会する場合や専門家に相談する際などに、要領を得た質問ができる
★税務調査の概要を理解し、将来の税務調査に日頃から備えておくことができる
★顧問先企業から的を射た情報を収集することができる
よう、53の事例を掲げてわかりやすく解説しています。
●本書の内容は概ね平成24年7月31日現在の法令通達等に基づいております。
Ⅰ 今、なぜ国際源泉課税が注目を集めるようになったのか
Ⅱ 国際源泉課税(国際課税)をより理解するために
Ⅲ 源泉徴収に関する基礎知識
Ⅳ 「所得に関する租税条約」に関する基礎知識
Ⅴ 税務調査に関する基礎知識とその対応策
Ⅵ <事例で解説する>人の移動と国際源泉課税~どうしても理解しておきたい事項を中心に~
1.適用税率の留意点
2.海外出張と税務
3.海外出向等、出国時の税務
4.海外出向中の税務
5.海外から帰国後の税務
6.税務調査について
■ 参考法令(抄)