改訂
最新の日本基準及び最新のIFRSにも対応!
三訂増補版
この1冊で退職給付会計のすべてが理解できる!
A5判
864頁
2013年7月刊行
ISBN978-4-7931-2031-2
◆品切れ(改定未定)
◇2012年(平成24年)5月に新しい日本の退職給付会計基準が公表され、2011年(平成23年)6月に改訂IAS第19号「従業員給付」が公表されるなど、退職給付会計は大きく変わろうとしており、実務に多大な影響を与えることは必至です。
◇本書は、退職給付に関する最新の制度、年金数理、会計・税務について、基礎から実践的な応用まで幅広く網羅的に理解できるよう、わかりやすく解説しています。
◇本版では、新しい日本の退職給付会計基準や新しい国際会計基準について図表や数値例を用いて詳細に解説すると共に、考え方のパターンや根拠を示すよう工夫しました。また、日本基準の「論点整理」や国際会計基準の「予備的見解(DP)」についても触れ、退職給付会計の今後の動向も把握できます。
◇会計、税務、数理などの専門家、その他退職給付会計に携わる方など、退職給付に関する知識の整理や実務対応の手引きとして役立つ一冊です。
第1部 基礎知識 編
退職給付会計の概要
退職給付債務の算定
年金制度における退職給付債務の算定
退職給付債務の計算(会計計算)と掛金の計算(年金財政計算)との異同
基礎率
期間配分方法
未認識項目と遅延認識
年金資産と前払年金費用
退職給付信託
複数事業主制度
簡便法
退職給付会計と税務
貸借対照表日前のデータ等の利用
連結財務諸表と退職給付会計
四半期決算に関する会計処理
財務諸表における表示と開示
退職給付制度の種類
第2部 制度見直し 編
退職給付会計が経営に及ぼす影響
退職給付制度間の移行等に係る会計処理の全体像
確定拠出年金制度への移行
確定給付企業年金制度への移行
給付の大幅減額
大量退職
ポイント制度への移行
キャッシュバランスプランへの移行
厚生年金基金の代行部分返上に関する会計処理
中小企業退職金共済制度への移行
出向、転籍
第3部 退職給付会計基準(日本・IFRS)の改正と今後の動向 編
日本の改訂退職給付会計基準公表に至る経緯と「論点整理」
日本の改訂退職給付会計基準の解説
IAS第19号(従業員給付)の改訂に係る予備的見解(DP)の解説
改訂IAS第19号「従業員給付」の解説