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経営者に響く報告用資料の見せ方、伝え方のコツがわかる!

エクセルを活用した 税理士事務所の業務効率化UP術

林健太郎 著

税研Books対象商品

A5判 192頁
2025年8月刊行
ISBN978-4-7931-2886-8

各種オンライン書店(Amazon、楽天ブックス)では、紙版だけでなく電子版もご購入いただけます。
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【どんな本?】
「AIに仕事を奪われるのでは」と、税理士事務所の仕事のこれからを心配している方も多いと思われます。
しかし、税理士事務所で働く皆さんが今取り組むべきなのは、
税理士事務所の業務がどのようなものか、
必要なエクセルスキルは何か
といったことを整理し、現状を正しく認識することです。

そうすることで、情報に振り回されることなく、必要な対応策が自ずと見えてきます。

本書は、税理士事務所で働く皆さんが、
「集める」「作る」「見せる」という場面ごとに必要なエクセルスキルを身につけ、
業務の効率性や正確性をアップさせるための「参考書」であり、
次のような特徴があります。
・扱う内容を税理士事務所向けに特化
・実務で使っている事例を紹介
・図や表を多く使ってわかりやすく説明

また、顧問先の経営者に響く報告用資料の見せ方、伝え方のコツについても具体的に説明しています。

本書を読めば、税理士事務所の職員として持つべき知識を一通り身につけられます。

【著者紹介】
林 健太郎(はやし けんたろう)
公認会計士 税理士 
四国大学 特認教授

2002年に公認会計士試験に合格したのち、監査法人トーマツ(現:有限責任監査法人トーマツ)東京事務所に入社、国際・国内監査部門にて監査業務に従事。2009年に辻・本郷税理士法人に入社、酒井啓二税理士のもとで税務やコンサルティング業務を経験した後、2011年に独立。
現在は、税理士業務のほか、セミナー講師、書籍や雑誌の執筆、コンサルティングなどで活躍中。大学院でも会計、ファイナンスに関する授業を担当しており、講師経験も豊富。
中小企業向け管理会計活用や、税理士や会計事務所など専門家向けのコンサルティングを得意とする。
また、地元サッカーチーム、徳島ヴォルティス株式会社の監査役を務めるなど、地域への貢献にも力を入れている。
徳島県鳴門市出身、一橋大学経済学部卒業。
主な著書に、『すぐわかる 中小企業の管理会計「活用術」』(税務研究会出版局)。

主要目次

第1章 エクセルを学ぶ前に押さえておきたい税理士事務所の役割
・税理士事務所の現在と未来

第2章 税理士事務所の業務とエクセル3ステップ
・「速く、正確に」がポイント
・経理業務の3つの場面

第3章 「集める」効率化と正確性UPのための資料収集
・税理士事務所の仕事のスタート

第4章 「作る」会計システムとエクセルの関係
・会計システムの補完としてエクセルを使う
・エクセルで情報管理を効率化
・会計システムへの入力は定型化がポイント

第5章 「作る」担当者編 関数・ショートカット
・税理士事務所で役立つ関数7選
・税理士事務所で役立つショートカット7選
・さらに役立つ便利テクニック

第6章 「作る」上司編 チェックの方法とフォルダ体系
・AIにも対抗できる効果的なチェックの仕方
・税理士事務所のフォルダ体系
・チェックリストとファイル管理

第7章 「見せる」報告用資料の作り方
・経営者へ報告するための戦略
・報告用資料とグラフ

第8章 「見せる」報告の仕方
・経営者への伝え方のコツとは?
・税理士事務所特有の伝え方のコツとは?

第9章 事務所の効率化の進め方
・生成AIの活用
・税理士事務所の業務は定型化してから自動化
・業務改善は何から始めるか
・エクセルの学習方法

参考資料