R5年地価公示は全国平均が2年連続上昇

2023年4月6日

 

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R5年地価公示は全国平均が2年連続上昇

国土交通省は3月22日、令和5年地価公示を公表した。地価公示は、地価公示法に基づき、国土交通省土地鑑定委員会が都市計画区域等における標準地を選定して、毎年1月1日時点の1㎡当たりの正常な価格を判定し公示するもの。令和5年地価公示において、新型コロナの影響で弱含んでいた地価は、地域や用途などにより差があるものの、コロナ前への回復傾向が顕著となっている(国土交通省「令和5年地価公示の概要」)。令和5年地価公示の動向は【表】のとおり。

全国平均は、全用途平均、住宅地、商業地のいずれも2年連続で上昇した。

三大都市圏は、全用途平均と住宅地について、東京圏、大阪圏、名古屋圏のいずれも2年連続で上昇した。商業地は、東京圏、名古屋圏でいずれも2年連続で上昇し、大阪圏では3年ぶりに上昇に転じた。

地方圏は、全用途平均、住宅地、商業地のいずれも2年連続で上昇した。地方四市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)では、全用途平均、住宅地、商業地のいずれも10年連続で上昇。その他の地域では、全用途平均と商業地は3年ぶりに上昇し、住宅地は28年ぶりに上昇に転じた。

(情報提供:週刊 税務通信)

 

 

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