2025年問題
【いまさら聞けない!?デジタルキーワード|マネジメント倶楽部デジタル1月号】
2025年1月17日
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このコラムでは、今話題のデジタル関連のキーワードを取り上げます。言葉は聞いたことあるけれど、それって何? という疑問が解決し、業務への今後の影響も理解できるように解説しています。
※本記事は「マネジメント倶楽部デジタル」に掲載されたものです
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2025年問題
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Windows10のサポート終了
多くの企業で現在も使用されているWindows10は、2025年10月14日以降、マイクロソフト社のサポートが受けられなくなります。Windows10の無料ソフトウェア更新プログラム、テクニカルサポート、セキュリティ更新プログラムがなくなり、それによって様々なセキュリティリスクが高まります。
この問題に対しては、Windows11にバージョンアップするか、新しいパソコンに買い替えるか、いずれかで対応することになります。パソコンだけでなく、Windows11に対応していない周辺機器やアプリ(ソフト)を使っている場合には、改修したり買い替えたりすることも必要かもしれません。費用も時間も多くかかる、大きな問題です。
2025年の崖
2018年に経済産業省から発表された「DXレポート」内に、2025年の崖について書かれています。これまでに構築された企業の基幹システムが老朽化してしまい、年間最大
12兆円の経済的損失が生まれるという問題です(“2025年の崖”はマネジメント倶楽部2023年6月号で取り上げています)。
いよいよその2025年に突入した今、社内システムの刷新、DX人材の育成など、対応は進んでいるでしょうか。加えて、新しいシステムを効果的に活用するために業務プロセスを見直したり、情報リテラシーを高めたりする取り組みは行われているでしょうか。多くの企業でDXが加速していますが、もう一段のレベルアップが必要になってくるのが2025年です。
デジタル以外にも問題
デジタル以外の分野にも2025年問題があります。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となるので社会保障費が急増したり、医療や介護の体制維持が困難化するといわれています。
ほかにも、50cc以下のバイク(原動機付自転車)の製造が終了する問題もあります。
どの問題も、新しい時代に合わせられるように急いでシフトしなければならないことばかりですが、現実はそう簡単ではありません。遅れを取り戻せるように取り組み、そして、2026年問題やさらにその先に見える問題にも目を向けていきましょう。
※本コラムでは、さまざまな経営者にとって役立つ記事が集まるデジタル情報誌『マネジメント倶楽部デジタル』に掲載されている記事の一部を公開しています。
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