話題の「テキスト通話」とは?
【いまさら聞けない!?デジタルキーワード|マネジメント倶楽部デジタル4月号】
2025年5月16日
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このコラムでは、今話題のデジタル関連のキーワードを取り上げます。言葉は聞いたことあるけれど、それって何? という疑問が解決し、業務への今後の影響も理解できるように解説しています。
※本記事は「マネジメント倶楽部デジタル」に掲載されたものです
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テキスト通話
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テキスト通話とは
「テキスト」は「文字」を意味します。したがって、「テキスト通話」は「文字での通話」となります。Microsoft TeamsやSlack、LINEやMessengerのような、文字(文章)によるチャットに近いように思いますが、「テキスト通話」はそれらとは異なります。
従来のチャットでは、文章を作成(文字入力)してから送信ボタンを押すことで、相手にメッセージが届きます。しかし、「テキスト通話」では、文字が入力されるたびに、相手にその文字がリアルタイムで表示されます。また、「テキスト通話」を始めるには、まず電話のように相手を呼び出し、相手が応答した後に、コミュニケーションが始まります。つまり、「テキスト通話」は従来の電話やチャットとは異なり、さらに、リアルタイム性が高いコミュニケーションツールと言えます。
チャットと電話の融合の背景
チャットはリアルタイム性が高く、また、Eメールのように形式やマナーをあまり気にせずに使えるため、一気にビジネス利用が広まりました。その結果、文字によるコミュニケーションが主流になり、電話など音声によるコミュニケーションを苦手とする人が増えました。それでも多くのチャットツールに、音声通話(電話)機能が備わっていることからわかるように、音声コミュニケーションは依然として多くの人にとって必要です。このような状況の中、文字でのコミュニケーションを中心としながら、電話のような使い勝手ができる、テキスト通話というツールが生まれたのは、自然な流れと言えるでしょう。
ビジネスチャットの進化
現在、ビジネスで使われている多くのチャットには、テキストによるチャットのほかに、音声通話(電話)やWeb会議、プレゼンスの機能も備わっており、様々なコミュニケーション方法が統合されています。今回紹介したテキスト通話機能も、現在のチャットの付加機能として普及する可能性があります。そのときには、生成AIや自動音声認識などとも連携して、相手から届いたメッセージに対して、自動で文字が入力されたり、返信文が瞬時に複数作成されたりするようになるでしょう。テキストによるコミュニケーションのスピードがさらに加速するかもしれません。
※本コラムでは、さまざまな経営者にとって役立つ記事が集まるデジタル情報誌『マネジメント倶楽部デジタル』に掲載されている記事の一部を公開しています。
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