• 法人税関係

改訂

令和3年4月1日現在の改正に対応した最新版!

第7版

「固定資産の税務・会計」完全解説

太田達也 著

A5判 648頁
2021年7月刊行
ISBN978-4-7931-2641-3

  • 税込価格 ¥ 3,850税抜価格 ¥ 3,500 )

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令和3年4月1日現在の法令に基づき加筆・修正した最新版!

【どんな本?】
本書は、固定資産の取得(またはリース)から、
その後の減価償却、資本的支出と修繕費の処理、
除却・譲渡に至るまでの段階ごとに、
税務・会計の取扱いをまとめており、
基本的事項から実務レベルの必要事項や、
留意事項までを詳細に解説しています。

【災害関連の処理の設例を追加】
第7版では、近年、自然災害が多く発生し、
災害に対する実務対応が求められることが多くなっていることから、
「第7章 災害があったときの処理」を新設しました。
また、会計処理と税務の関係が複雑で難解である特別償却および圧縮記帳について、
税効果会計を適用しなかった場合と税効果会計を適用した場合とに分けて、
新たに設例を設けて解説しています。
さらに、「第6章 設備投資減税の実務と活用」を税制改正に対応して大幅に改訂しています。


【著者紹介】
公認会計士・税理士 
太田達也(おおた たつや)

慶応大学経済学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)を経て、
太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所。
平成4年公認会計士登録。現在、EY新日本有限責任監査法人において、
会計・税務・法律など幅広い分野の助言・指導を行っている。

著書に、「収益認識会計基準と税務」完全解説、決算・税務申告対策の手引、
消費税の「軽減税率とインボイス制度」完全解説、
合同会社の法務・税務と活用事例、同族会社のための「合併・分割」完全解説、
「固定資産の税務・会計」完全解説、「解散・清算の実務」完全解説、
「純資産の部」完全解説(以上、税務研究会)など多数。

主要目次

序章 固定資産の意義と税務・会計上の論点
固定資産の意義
第1章 固定資産を取得したときの処理
取得価額の決定/取得価額に算入しないことができる費用/土地の取得に際して支払った固定資産税相当額の取扱い
第2章 減価償却
減価償却の開始時期/選定できる償却方法/償却限度額/償却限度額計算に係るグルーピング/減価償却の方法/資本的支出の取得価額の特例/耐用年数の取扱い/償却方法の変更/ など
第3章 資本的支出と修繕費
資本的支出の取扱い/修繕費の取扱い/形式基準および区分の特例
第4章 固定資産の除却・譲渡
除却価額の計算/少額資産等の除却価額等の計算/有姿除却
第5章 圧縮記帳
圧縮記帳制度の趣旨/圧縮記帳の種類/圧縮記帳を受けるための申告書の記載/ など
第6章 設備投資減税の実務と活用
中小企業経営強化税制/中小企業投資促進税制/商業等活性化税制/高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特例税制/中小企業防災・減災投資促進税制/5G導入促進税制/地域未来投資促進税制/ など
第7章 災害があったときの処理
申告・納付期限の延長/災害により滅失、損壊した固定資産の取扱い/復旧のために支出する費用/被災した資産の修繕が決算期をまたぐ場合の取扱い/災害損失欠損金の繰戻し還付
第8章 リース会計と税務
リース取引の分類/リース取引に関する会計処理/リース取引の税務/リース取引の活用と留意点
第9章 減損会計と税務
減損会計の基本的考え方等/資産のグルーピング/減損の兆候の判定、減損損失の認識の要否の調査/減損処理後の会計処理・開示の取扱い/申告調整と税効果会計/など
第10章 資産除去債務に係る会計と税務
資産除去債務の定義と具体例/会計処理/税務上の取扱い/税効果会計