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悩める個人事業主・独立開業する人へ贈る

高山先生の若手スタッフシリーズ【スピンオフ編】

個人事業と法人 どっちがいいか考えてみた

高山弥生 著

A5判 248頁
2021年9月刊行
ISBN978-4-7931-2635-2

  • 税込価格 ¥ 1,980税抜価格 ¥ 1,800 )

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【どんな本?】
独立開業すると、それまでは会社がやってくれていた税金の計算を自分ですることになります。
自分で計算して納付してみると、お給料から天引きされていた時と比べ、ずいぶん高く感じます。

そこでふと思いつくのが「法人成り」です。

この法人成りですが、いつ、どんな状態になった時にするのが一番トクなのか、巷にはいろんな説が流れています。
売上がいくらになったらとか、所得(利益)がいくらになったらとか、はたまた開業して何年目とか……。

本書は、税理士の梅沢さんに美容師の小林さんが独立開業して美容院を開きたいと相談を持ち掛けるところから始まり、開業するにあたって生じる様々な問題を二人三脚で乗り越えるストーリーとなっています。

物語を読む感覚で、「法人・個人事業主のメリット・デメリット」「いつ、どんな状態のときに法人成りすべきか」「開業のための資金調達」「法人を作るにあたって考えるべきこと」「人を雇うときに注意すべきこと」や「節税」などの知識が得られます。

これから独立開業をしたいと考えている方や、すでに現在個人事業主で、法人成りを考えている方がお読みになることで、将来のビジョンをよりハッキリと持つことができるようになりますし、税理士事務所でまだ開業支援をしたことがないスタッフにとっては、将来、開業支援するにあたって参考になる内容となっています。

本書も、全編会話形式なので、気負わず読んでいただけます。
ぜひ、お手にとってみてください。

【著者紹介】
高山 弥生(たかやま やよい)
税理士。
1976 年埼玉県出身。
早稲田大学大学院商学研究科修了。
一般企業に就職後、税理士事務所に転職。
顧客に資産家を多く持つ事務所であったため、所得税と法人税の違いを強く意識。
「顧客にとって税目はない」をモットーに、専門用語をなるべく使わない、わかりやすいホンネトークが好評。
自身が税理士事務所に入所したてのころに知識不足で苦しんだ経験から、にほんブログ村の税理士枠で常にランキング上位にある人気ブログ『3 分でわかる! 会計事務所スタッフ必読ブログ』を執筆している。
前著に
『税理士事務所に入って3年以内に読む本』
『税理士事務所スタッフが社長と話せるようになる本』
『税理士事務所スタッフは見た! ある資産家の相続』
がある。

#rank2203 #takayamayayoi

主要目次

第1章 税金よりも社会保険が重量級    
1 法人にしたいのはなぜ?
2 独立した後の税金
3 社会保険を忘れちゃいけない

第2章 法人のメリット    
1 自宅を社宅にできる
2 生命保険
3 扶養家族に給料が払える
4 福利厚生制度を社長にも

第3章 法人にするタイミングは?   
1 税金よりも大切なこと
2 法人にするタイミング   

第4章 消費税問題    
1 消費税、あります
2 インボイス制度
3 簡易課税

第5章 個人事業主も法人も一長一短     
1 給料のいろいろ……
2 個人事業主のメリットといわれる「交際費の青天井」ホントのところ
3 法人成りするときの注意点

第6章 いざ、法人設立!?
1 株式会社か合同会社か
2 いちばんエラいのは株主     

第7章 資金はどうする?     
1 独立後の予想を立ててみる
2 資金調達

第8章 人を雇うときの注意点
1 人を雇うってコワイ!?
2 人を雇うときの手続き

第9章 人事・経理のスケジュール感

第10章 社長だもん、欲しいよね!
1 所得の種類のある所得税、ない法人税
2 こんな資産も魅力的

第11章 個人事業主の確定申告
1 届出と確定申告ってどんなもの?
2 合計所得金額と総所得金額等と課税総所得金額 等
3 気になるのは税務調査
4 税金は所得税だけじゃない