IPOを目指す企業や上場準備会社向けの情報発信サイト『IPOはここがポイント!!』
上場企業の40%超の税務・会計をサポートするTKCが新サイトオープン!
2024/08/05
特設サイト「IPOはここがポイント」
IPOの概要やメリット、スケジュール、準備事項に加え、「上場企業に求められる会計処理」「内部統制報告書の監査」など、新規株式公開を目指す企業はもちろん、はじめてIPOについて学ぶ方にもおすすめのコンテンツを掲載しています。新着情報を順次掲載しますので、ぜひ、ブラウザの「お気に入り」に登録してチェックしてください。
TKC税務・会計コラム「IPOトレンドを紐解く~実績データに基づく振り返り~」
2024/6/6連載開始(全4回)
コラムのポイント
●2023年の実績を分析し、トレンドを紹介します。
●今、注目されている株式市場への上場メリットを解説します。
●課題(監査法人難民、主幹事証券会社難民の増加)への対応について考察します。
~はじめに~ より
2024年もほぼ半年が過ぎようとしています。2024年4月での上場会社数は25社、TOKYO PRO Market(以下、「TPM」とします)を含めますと41社となっており、前年同月比+1社(TPM含め+6社)となっています。前年2023年の年間上場社数が88社(TPM含め120社)であることを鑑みますと、2024年も100社近くのIPOが予想され、引き続き多くのIPOが実現されることが見込まれています。事実、私の周りの経営者の皆様から、変わらずIPOについての問い合わせは旺盛ですので、今後もIPOを志向される会社は増加傾向にあり、IPOマーケットニーズは高水準が続くものと考えられます。
一方で、IPOを取り巻く環境は年々変化しています。特にIPOのキーパーソンである主幹事証券会社の動きはかなり変わってきているようです。今回のテーマは、初回ということもありますので、IPO実績データから傾向を読み解きトレンドを理解するとともに、IPOを取り巻く環境の変化とそこから浮かび上がる課題と対策について述べていきたいと思います。
まずは、私の経歴を簡単に紹介いたします。元々は、公認会計士として大手監査法人の企業成長支援本部で株式公開(IPO)支援業務を入社以来15年間一貫して従事してきました。その間、IPOを実現した担当会社は9社あります。その後、IPOコンサルタントとしてIPOコンサル会社に転職し、会社の側に立ったIPO支援を行ってきました。現在、税理士事務所として税理士業務を行っていますが、IPOを志向される会社の税務顧問業だけでなく、IPO支援も行うという幅広いご支援を行っています。これらの経験をもとに本コラムを解説していきます。
■サイト監修/コラム執筆者紹介
税理士・公認会計士 TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員 坂口 勝啓 氏
【略歴】
公認会計士として大手監査法人の企業成長支援本部にて株式公開(IPO)支援業務に入社以来15年間一貫して従事。その間、IPOを実現した担当会社は9社。その後、IPOコンサルタントとしてIPOコンサルティング会社に転職し、会社の側に立ったIPO支援を行う。現在、税理士事務所の所長として税理士業務を行いながら、IPOを志向される会社の税務顧問業・IPO支援も含めた幅広い支援を行っている。
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株式会社TKCとは
TKCは、昭和41年(1966年)の創業以来、一貫して会計事務所と地方公共団体の2つの分野に専門特化した情報サービスを展開してまいりました。
上場企業を中心とする大企業向けに提供している「TKC連結グループソリューション」は、現在、日本の上場企業の4割超でご利用いただいており、そのシステム活用を税理士・公認会計士約1,500名(TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員)が支援しています。財務会計、連結決算、電子申告、グループ通算制度、インボイス制度、海外子会社管理への対応といった、税務・会計業務のコンプライアンス向上と合理化に貢献するための活動を積極的に展開してまいります。
- 本件に関する
お問い合わせ先 - 株式会社TKC マーケティング推進部
E-mail:Marketing@tkc.co.jp