更新日:2022年9月2日

法人税法 第75条 確定申告書の提出期限の延長

前条第1項の規定による申告書を提出すべき内国法人が、災害その他やむを得ない理由次条第1項の規定の適用を受けることができる理由を除く。により決算が確定しないため、当該申告書を前条第1項に規定する提出期限までに提出することができないと認められる場合には、国税通則法第11条災害等による期限の延長の規定によりその提出期限が延長された場合を除き、納税地の所轄税務署長は、当該内国法人の申請に基づき、期日を指定してその提出期限を延長することができる。

2 前項の申請は、同項に規定する申告書に係る事業年度終了の日の翌日から45日以内に、当該申告書の提出期限までに決算が確定しない理由、その指定を受けようとする期日その他財務省令で定める事項を記載した申請書をもつてしなければならない。

〔施規〕36

3 税務署長は、前項の申請書の提出があつた場合において、その申請に係る理由が相当でないと認めるときは、その申請を却下することができる。

4 税務署長は、第2項の申請書の提出があつた場合において、第1項の提出期限の延長又は前項の却下の処分をするときは、その申請をした内国法人に対し、書面によりその旨を通知する。

5 第2項の申請書の提出があつた場合において、第1項に規定する申告書に係る事業年度終了の日の翌日から2月以内に同項の提出期限の延長又は第3項の却下の処分がなかつたときは、その申請に係る指定を受けようとする期日を第1項の期日として同項の提出期限の延長がされたものとみなす。

6 第1項の規定の適用を受ける内国法人が同項に規定する申告書を同項の規定により指定された期日前に税務署長に提出した場合には、その提出があつた日をもつて同項の期日とされたものとみなす。

7 第1項の規定の適用を受ける内国法人は、同項に規定する申告書に係る事業年度の所得に対する法人税の額に、当該事業年度終了の日の翌日以後2月を経過した日から同項の規定により指定された期日までの期間の日数に応じ、年7.3パーセントの割合を乗じて計算した金額に相当する利子税をその計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない。

8 通算法人に係る前各項の規定の適用については、次に定めるところによる。

  • 一 第1項中「内国法人」とあるのは「通算法人」と、「決算」とあるのは「、当該通算法人若しくは他の通算法人の決算」と、「ため」とあるのは「ため、又は第1節第11款第1目損益通算及び欠損金の通算の規定その他通算法人に適用される規定による所得の金額若しくは欠損金額及び法人税の額の計算を了することができないため」と、第2項中「理由」とあるのは「理由又は第1節第11款第1目の規定その他通算法人に適用される規定による所得の金額若しくは欠損金額及び法人税の額の計算を了することができない理由」と、第6項中「内国法人」とあるのは「通算法人及び他の通算法人の全て」と、「あつた日」とあるのは「あつた日のうち最も遅い日」とする。
  • 二 通算親法人に対して第1項の提出期限の延長の処分があつた場合には、他の通算法人の全てにつきその処分により指定された期日第5項の規定により提出期限の延長がされたものとみなされた場合には、その申請に係る期日を第1項の期日として同項の提出期限の延長がされたものとみなす。
  • 三 通算子法人は、第2項の申請書を提出することができない。

前条第1項の規定による申告書を提出すべき内国法人が、災害その他やむを得ない理由次条第1項の規定の適用を受けることができる理由を除く。により決算が確定しないため、当該申告書を前条第1項に規定する提出期限までに提出することができないと認められる場合には、国税通則法第11条災害等による期限の延長の規定によりその提出期限が延長された場合を除き、納税地の所轄税務署長は、当該内国法人の申請に基づき、期日を指定してその提出期限を延長することができる。

2 前項の申請は、同項に規定する申告書に係る事業年度終了の日の翌日から45日以内に、当該申告書の提出期限までに決算が確定しない理由、その指定を受けようとする期日その他財務省令で定める事項を記載した申請書をもつてしなければならない。

〔施規〕36

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