更新日:2022年9月2日

会社法 第427条 責任限定契約

第424条の規定にかかわらず、株式会社は、取締役業務執行取締役等であるものを除く。、会計参与、監査役又は会計監査人以下この条及び第911条第3項第25号において「非業務執行取締役等」という。第423条第1項の責任について、当該非業務執行取締役等が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、定款で定めた額の範囲内であらかじめ株式会社が定めた額と最低責任限度額とのいずれか高い額を限度とする旨の契約を非業務執行取締役等と締結することができる旨を定款で定めることができる。

2 前項の契約を締結した非業務執行取締役等が当該株式会社の業務執行取締役等に就任したときは、当該契約は、将来に向かってその効力を失う。

3 第425条第3項の規定は、定款を変更して第1項の規定による定款の定め同項に規定する取締役監査等委員又は監査委員であるものを除く。と契約を締結することができる旨の定めに限る。を設ける議案を株主総会に提出する場合について準用する。この場合において、同条第3項中「取締役(これらの会社に最終完全親会社等がある場合において、第1項の規定により免除しようとする責任が特定責任であるときにあっては、当該会社及び当該最終完全親会社等の取締役)」とあるのは、「取締役」と読み替えるものとする。

4 第1項の契約を締結した株式会社が、当該契約の相手方である非業務執行取締役等が任務を怠ったことにより損害を受けたことを知ったときは、その後最初に招集される株主総会当該株式会社に最終完全親会社等がある場合において、当該損害が特定責任に係るものであるときにあっては、当該株式会社及び当該最終完全親会社等の株主総会において次に掲げる事項を開示しなければならない。

  • 一 第425条第2項第1号及び第2号に掲げる事項
  • 二 当該契約の内容及び当該契約を締結した理由
  • 三 第423条第1項の損害のうち、当該非業務執行取締役等が賠償する責任を負わないとされた額

5 第425条第4項及び第5項の規定は、非業務執行取締役等が第1項の契約によって同項に規定する限度を超える部分について損害を賠償する責任を負わないとされた場合について準用する。

第424条の規定にかかわらず、株式会社は、取締役業務執行取締役等であるものを除く。、会計参与、監査役又は会計監査人以下この条及び第911条第3項第25号において「非業務執行取締役等」という。第423条第1項の責任について、当該非業務執行取締役等が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、定款で定めた額の範囲内であらかじめ株式会社が定めた額と最低責任限度額とのいずれか高い額を限度とする旨の契約を非業務執行取締役等と締結することができる旨を定款で定めることができる。

2 前項の契約を締結した非業務執行取締役等が当該株式会社の業務執行取締役等に就任したときは、当該契約は、将来に向かってその効力を失う。

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