更新日:2022年9月2日

会社計算規則 第130条 会計監査報告の通知期限等

会計監査人は、次の各号に掲げる会計監査報告の区分に応じ、当該各号に定める日までに、特定監査役及び特定取締役に対し、当該会計監査報告の内容を通知しなければならない。

  • 一 各事業年度に係る計算書類及びその附属明細書についての会計監査報告 次に掲げる日のいずれか遅い日
    • イ 当該計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日
    • ロ 当該計算書類の附属明細書を受領した日から1週間を経過した日
    • ハ 特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日があるときは、その日
  • 二 臨時計算書類についての会計監査報告 次に掲げる日のいずれか遅い日
    • イ 当該臨時計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日
    • ロ 特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日があるときは、その日
  • 三 連結計算書類についての会計監査報告 当該連結計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日がある場合にあっては、その日

2 計算関係書類については、特定監査役及び特定取締役が前項の規定による会計監査報告の内容の通知を受けた日に、会計監査人の監査を受けたものとする。

3 前項の規定にかかわらず、会計監査人が第1項の規定により通知をすべき日までに同項の規定による会計監査報告の内容の通知をしない場合には、当該通知をすべき日に、計算関係書類については、会計監査人の監査を受けたものとみなす。

4 第1項及び第2項に規定する「特定取締役」とは、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める者当該株式会社が会計参与設置会社である場合にあっては、当該各号に定める者及び会計参与をいう第132条において同じ。

  • 一 第1項の規定による通知を受ける者を定めた場合 当該通知を受ける者として定められた者
  • 二 前号に掲げる場合以外の場合 監査を受けるべき計算関係書類の作成に関する職務を行った取締役及び執行役

5 第1項及び第2項に規定する「特定監査役」とは、次の各号に掲げる株式会社の区分に応じ、当該各号に定める者とする以下この章において同じ。

  • 一 監査役設置会社監査役会設置会社を除く。 次のイからハまでに掲げる場合の区分に応じ、当該イからハまでに定める者
    • イ 二以上の監査役が存する場合において、第1項の規定による会計監査報告の内容の通知を受ける監査役を定めたとき 当該通知を受ける監査役として定められた監査役
    • ロ 二以上の監査役が存する場合において、第1項の規定による会計監査報告の内容の通知を受ける監査役を定めていないとき 全ての監査役
    • ハ イ又はロに掲げる場合以外の場合 監査役
  • 二 監査役会設置会社 次のイ又はロに掲げる場合の区分に応じ、当該イ又はロに定める者
    • イ 監査役会が第1項の規定による会計監査報告の内容の通知を受ける監査役を定めた場合 当該通知を受ける監査役として定められた監査役
    • ロ イに掲げる場合以外の場合 全ての監査役
  • 三 監査等委員会設置会社 次のイ又はロに掲げる場合の区分に応じ、当該イ又はロに定める者
    • イ 監査等委員会が第1項の規定による会計監査報告の内容の通知を受ける監査等委員を定めた場合 当該通知を受ける監査等委員として定められた監査等委員
    • ロ イに掲げる場合以外の場合 監査等委員のうちいずれかの者
  • 四 指名委員会等設置会社 次のイ又はロに掲げる場合の区分に応じ、当該イ又はロに定める者
    • イ 監査委員会が第1項の規定による会計監査報告の内容の通知を受ける監査委員を定めた場合 当該通知を受ける監査委員として定められた監査委員
    • ロ イに掲げる場合以外の場合 監査委員のうちいずれかの者

会計監査人は、次の各号に掲げる会計監査報告の区分に応じ、当該各号に定める日までに、特定監査役及び特定取締役に対し、当該会計監査報告の内容を通知しなければならない。

  • 一 各事業年度に係る計算書類及びその附属明細書についての会計監査報告 次に掲げる日のいずれか遅い日
    • イ 当該計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日
    • ロ 当該計算書類の附属明細書を受領した日から1週間を経過した日
    • ハ 特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日があるときは、その日
  • 二 臨時計算書類についての会計監査報告 次に掲げる日のいずれか遅い日
    • イ 当該臨時計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日
    • ロ 特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日があるときは、その日
  • 三 連結計算書類についての会計監査報告 当該連結計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日特定取締役、特定監査役及び会計監査人の間で合意により定めた日がある場合にあっては、その日

2 計算関係書類については、特定監査役及び特定取締役が前項の規定による会計監査報告の内容の通知を受けた日に、会計監査人の監査を受けたものとする。

・・・

※有料契約の方はログインで法令全文を閲覧できます

  • 税務通信