更新日:2022年9月2日

連結納税基本通達 2-4-19 損失が見込まれる場合の工事進行基準の適用

連結法人が、当該連結事業年度終了の時において見込まれる工事損失の額その時の現況により見積もられる工事の原価の額が、その請負に係る収益の額を超える場合における当該超える部分の金額をいう。のうち当該工事に関して既に計上した損益の額を控除した残額以下「工事損失引当金」という。を、当該連結事業年度に係る工事原価の額として計上している場合であっても、そのことをもって、法第64条第2項《長期大規模工事以外の工事の請負に係る収益及び費用の帰属事業年度》に定める「工事進行基準の方法により経理したとき」に該当しないとは取り扱わない。

この場合において、当該工事損失引当金の計上額は、同項の規定により当該連結事業年度において損金の額に算入されることとなる工事の請負に係る費用の額には含まれないことに留意する。

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