租税特別措置法施行令 第39条の86 中小連結法人等の貸倒引当金の特例

法第68条の59第1項に規定する政令で定める金銭債権は、その債務者から受け入れた金額があるためその全部又は一部が実質的に債権とみられない金銭債権とし、同項に規定する政令で定める金額は、その債権とみられない部分の金額に相当する金額とする。

2 平成27年4月1日に存する連結親法人又はその連結子法人当該連結親法人又はその連結子法人が同日後に行われる適格合併に係る合併法人である場合には、当該連結親法人又はその連結子法人及び当該適格合併に係る被合併法人の全て当該適格合併が法人を設立する合併である場合にあつては、当該適格合併に係る被合併法人の全てが同日に存していた場合における当該連結親法人又はその連結子法人に限る。は、前項の規定にかかわらず、法第68条の59第1項に規定する政令で定める金銭債権は第1号に掲げる金銭債権とし、同項に規定する政令で定める金額は第2号に掲げる金額とすることができる。

  • 一 当該連結親法人又はその各連結子法人ごとに、当該連結親法人又はその各連結子法人の当該連結事業年度終了の時における法第68条の59第1項に規定する一括評価金銭債権次号において「一括評価金銭債権」という。の全て
  • 二 当該連結親法人又はその各連結子法人ごとに、当該連結親法人又はその各連結子法人の当該連結事業年度終了の時における一括評価金銭債権の額に、平成27年4月1日から平成29年3月31日までの期間内に開始した各連結事業年度当該期間内に開始した事業年度が連結事業年度に該当しない場合には、当該期間内に開始した事業年度終了の時における一括評価金銭債権の額の合計額平成27年4月1日後に行われる適格合併に係る合併法人である連結親法人又はその各連結子法人については、当該各連結事業年度終了の時において当該合併法人及び当該適格合併に係る被合併法人がそれぞれ有していた一括評価金銭債権の額の合計額のうちに当該各連結事業年度終了の時における前項に規定する債権とみられない部分の金額の合計額の占める割合当該割合に小数点以下3位未満の端数があるときは、これを切り捨てる。を乗じて計算した金額

3 法第68条の59第1項及び第2項に規定する政令で定める割合は、これらの規定の連結親法人又はその連結子法人の営む主たる事業が次の各号に掲げる事業のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める割合とする。

  • 一 卸売及び小売業飲食店業及び料理店業を含むものとし、第4号に掲げる割賦販売小売業を除く。 1000分の10
  • 二 製造業電気業、ガス業、熱供給業、水道業及び修理業を含む。 1000分の8
  • 三 金融及び保険業 1000分の3
  • 四 割賦販売小売業割賦販売法第2条第1項第1号に規定する割賦販売の方法により行う小売業をいう。並びに包括信用購入あつせん業同条第3項に規定する包括信用購入あつせん同項第1号に掲げるものに限る。を行う事業をいう。及び個別信用購入あつせん業同条第4項に規定する個別信用購入あつせんを行う事業をいう。 1000分の13
  • 五 前各号に掲げる事業以外の事業 1000分の6

法第68条の59第1項に規定する政令で定める金銭債権は、その債務者から受け入れた金額があるためその全部又は一部が実質的に債権とみられない金銭債権とし、同項に規定する政令で定める金額は、その債権とみられない部分の金額に相当する金額とする。

2 平成27年4月1日に存する連結親法人又はその連結子法人当該連結親法人又はその連結子法人が同日後に行われる適格合併に係る合併法人である場合には、当該連結親法人又はその連結子法人及び当該適格合併に係る被合併法人の全て当該適格合併が法人を設立する合併である場合にあつては、当該適格合併に係る被合併法人の全てが同日に存していた場合における当該連結親法人又はその連結子法人に限る。は、前項の規定にかかわらず、法第68条の59第1項に規定する政令で定める金銭債権は第1号に掲げる金銭債権とし、同項に規定する政令で定める金額は第2号に掲げる金額とすることができる。

  • 一 当該連結親法人又はその各連結子法人ごとに、当該連結親法人又はその各連結子法人の当該連結事業年度終了の時における法第68条の59第1項に規定する一括評価金銭債権次号において「一括評価金銭債権」という。の全て
  • 二 当該連結親法人又はその各連結子法人ごとに、当該連結親法人又はその各連結子法人の当該連結事業年度終了の時における一括評価金銭債権の額に、平成27年4月1日から平成29年3月31日までの期間内に開始した各連結事業年度当該期間内に開始した事業年度が連結事業年度に該当しない場合には、当該期間内に開始した事業年度終了の時における一括評価金銭債権の額の合計額平成27年4月1日後に行われる適格合併に係る合併法人である連結親法人又はその各連結子法人については、当該各連結事業年度終了の時において当該合併法人及び当該適格合併に係る被合併法人がそれぞれ有していた一括評価金銭債権の額の合計額のうちに当該各連結事業年度終了の時における前項に規定する債権とみられない部分の金額の合計額の占める割合当該割合に小数点以下3位未満の端数があるときは、これを切り捨てる。を乗じて計算した金額

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