更新日:2022年9月2日

財産評価基本通達 24-5 農業用施設用地の評価

農業振興地域の整備に関する法律昭和44年法律第58号第8条第2項第1号に規定する農用地区域以下「農用地区域」という。内又は市街化調整区域内に存する農業用施設農業振興地域の整備に関する法律第3条第3号及び第4号に規定する施設をいう。の用に供されている宅地以下本項において「農業用施設用地」という。の価額は、その宅地が農地であるとした場合の1平方メートル当たりの価額に、その農地を課税時期において当該農業用施設の用に供されている宅地とする場合に通常必要と認められる1平方メートル当たりの造成費に相当する金額として、整地、土盛り又は土止めに要する費用の額がおおむね同一と認められる地域ごとに国税局長の定める金額を加算した金額に、その宅地の地積を乗じて計算した金額によって評価する。

ただし、その農業用施設用地の位置、都市計画法の規定による建築物の建築に関する制限の内容等により、その付近にある宅地農業用施設用地を除く。の価額に類似する価額で取引されると認められることから、上記の方法によって評価することが不適当であると認められる農業用施設用地農用地区域内に存するものを除く。については、その付近にある宅地農業用施設用地を除く。の価額に比準して評価することとする。

(注)
  • 1 その宅地が農地であるとした場合の1平方メートル当たりの価額は、その付近にある農地について37《純農地の評価》又は38《中間農地の評価》に定める方式によって評価した1平方メートル当たりの価額を基として評価するものとする。

  • 2 農用地区域内又は市街化調整区域内に存する農業用施設の用に供されている雑種地の価額については、本項の定めに準じて評価することに留意する。

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