取締役協 コーポレートガバナンス基本方針のモデル示す

社外役員の独立性に関する記載例など
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日本取締役協会は4月20日,コーポレートガバナンスに関する基本方針ベスト・プラクティス・モデルを公表した。同モデルは,コーポレートガバナンス・コードに基づき,上場会社が「コーポレートガバナンスに関する基本方針」を定める際の参考とするもの( 2頁 に関連記事, 20頁 に金融庁による解説)。会社の組織形態別に,指名委員会等設置会社版,監査等委員会設置会社版,監査役会設置会社版の3種類がある。

独立社外取締役は2名以上選任すべき

コーポレートガバナンス・コードの原則4-8によると,上場会社は独立社外取締役を2名以上選任すべきであるとされている。また,自主的な判断により,少なくとも3分の1以上の独立社外取締役を...