不適切会計を開示した上場会社,26年度は42社
TSR 19年度の調査開始以降で最多
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平成26年度(26年4月~27年3月)に「不適切な会計・経理で過年度決算に影響が出た,または今後影響が出る可能性がある」旨を開示した上場会社は,42社あった。東京商工リサーチ(TSR)が,企業による自主開示,金融庁,東京証券取引所等の公表資料を調査した。25年度調査の38社から4社増加し,19年度の調査開始以降で最も多い結果となった。業種別では製造業,上場区分別では東証一部が最も多い。不適切会計の内容は,監査法人から会計処理の誤りを指摘され,過年度決算を訂正したものが目立つ。また,子会社等が当事者となる事例が2年連続で増加している。 |
「子会社によるもの」が16社と多い
不適切会計を開示した42社を...
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