27年3月期決算発表の平均所要日数は39.8日

東証 400社超えの集中日なく,発表日は分散傾向に
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東京証券取引所は6月15日,「平成27年3月期決算短信発表状況の集計結果について」を公表した。平成27年3月期決算発表の平均所要日数は39.8日(前年39.3日),発表会社数は2,367社だった。最集中日は5月15日で,全体の359社(15.2%)を数えた。前年に比べ特定日への集中傾向は和らぎ,最集中日における発表会社数は81社減少している。

決算発表日は分散傾向に

決算発表の平均所要日数は徐々に早期化し,平成24年には38.4日まで短縮した(図表参照)。その後,東証と大証(JASDAQ含む)の現物市場統合を機に微増,その後横這いという状況にある。東証が望ましいとする「30日以内」に決算発表をした...