IASB リース基準を年内最終化予定も適用日で議論

IFRS財団は「体制と有効性に関するレビュー」実施中
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IASBの監督機関であるIFRS財団は9月9日,東京のアジア・オセアニアオフィスにおいてIFRSに関する報道機関向け説明会を開催した。佐藤隆文氏(IFRS財団評議員),岡田譲治氏(同),鶯地隆継氏(IASB理事),ヒュー・シールズ氏(IASBエグゼクティブ・テクニカル・ディレクター)の4名が出席した。ヒュー・シールズ氏は,7月より行っているIFRS財団の体制とその有効性に関するレビュー(意見募集)について説明。レビューの焦点は,①IFRSの目的整合性確保,②IFRSの首尾一貫した適用の支援のため,財団としてさらに支援すべきことがあるかどうか,③ガバナンス構造と資金調達(評議員の数や任期,資金調...