金融庁と東証 CGコード等の有識者会議

独立社外取締役に会計士を求める声
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金融庁と東京証券取引所は10月20日,第2回「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長:池尾和人慶應義塾大学経済学部教授)を開催した。今回は主に,取締役会等をめぐる論点(独立社外取締役の人選やCEOの選解任等)について議論した。

東証によると,2015年7月14日時点における独立社外取締役4,110名の属性は,「他の会社の出身者」が2,490名(60.6%)と過半数を占める。次いで弁護士646名(15.7%),学者383名(9.3%),公認会計士306名(7.4%),税理士64名(1.6%),その他221名(5.4%)だった。この点,ガバナンスの実...