ASBJ 収益認識 意見募集は文案調整継続

表現・例示の過不足など指摘多数
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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は12月1日,第62回収益認識専門委員会を開催した。現在,同専門委では我が国における収益認識基準の開発に向けた検討を進めているところ。広く関係者からの意見を募るため,IFRS15号と日本基準(現行実務)の比較表や我が国でIFRS15号を適用した場合の論点等をまとめた文書(公表文)を作成している。11月以降,文案の審議に入っており,当日も11月20日開催の第324回本委員会での指摘等を踏まえて残る論点等を確認した。

適用上の課題審議を継続

専門委では,意見募集にあたって,「予備的に識別している課題」としてIFRS15号の適用に関する18項目を提示する予定...