金融庁・東証 「取締役会のあり方」で意見書

( 05頁)

金融庁と東京証券取引所は2月18日,「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」の意見書として,「会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向けた取締役会のあり方」を公表した。本意見書は,「各企業における今後の取組みや投資家との対話に資するよう,これまでの上場会社によるコードへの対応状況を踏まえ,コードの諸原則のうち,取締役会のあり方に関し,『形式』的な対応ではなく,『実効』的なコーポレートガバナンスを実現していく上で,現時点で重要と考えられる視点を示すもの」だ。

例えば,「最高経営責任者(CEO)の選解任のあり方」については,「適切に会社の業績等の評価...