ASBJ リスク分担型DB、会計上は確定拠出制度に

制度間移行や開示などを議論
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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は3月15日,第77回退職給付専門委員会を開催した。同専門委員会では,新たな企業年金制度となるリスク分担型確定給付企業年金制度(リスク分担型DB)の会計上の取扱いを検討している。今回は,新制度を確定拠出制度に分類した場合における実務対応報告の文案を提示し,会計上の論点を整理した。主な論点は,退職給付制度間の移行や新制度を採用した場合の開示の取扱いなど。 なお,3月10日に公表された「現在開発中の会計基準に関する今後の計画」では,リスク分担型DBに係る会計処理に関する指針について,本年4月から6月の間に公開草案を公表することを目標に検討を進めるとして...