議決権行使をめぐる利益相反への対処を議論
金融庁・東証 CGコードフォローアップ会議
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金融庁と東京証券取引所は6月1日,第8回「スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(座長:池尾和人慶應義塾大学経済学部教授)を開催した。「企業と機関投資家の間の建設的な対話」を題材に,議決権行使をめぐる利益相反等に関する問題意識について議論を交わした。 |
議決権行使に圧力がかかるケースも想定
議決権行使をめぐる利益相反に関しては,フォローアップ会議事務局に様々な意見が寄せられている。その一例は下記のとおり。
・機関投資家の利益相反の問題や,それがスチュワードシップ責任を果たす上でどのように影響するかについて,より議論すべき。
・スチュワードシップ・コードを受け入れ...
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