東証 「会計基準選択の考え方」を分析  ~IFRS任意適用は予定を含め141社に

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東京証券取引所は7月20日,決算短信における「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した。対象会社は,27年4月決算から28年3月決算会社の3,507社。このうち,IFRS適用済会社は85社,適用決定会社は30社,適用予定会社は26社で合計141社となり,前回分析時より13社増加した。141社の6月末時点における時価総額は139兆円で,東証全体の約3割を占めている。この分析結果は,7月22日に開催された企業会計審議会・会計部会においても報告された( 3頁 )。