わが国における「監査規制のあり方」を議論

西南学院大で第39回監査研究学会開催
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日本監査研究学会は9月8日から10日にかけて,福岡市の西南学院大学で第39回全国大会を開催した。統一論題はわが国における「監査規制のあり方」。松本祥尚氏(関西大学)の進行のもと,林隆敏氏(関西学院大学),小澤義昭氏(桃山学院大学),堀江正之氏(日本大学)が報告した。また,自由論題では那須伸裕氏(公認会計士)が上場118社から得たアンケート結果をもとに,被監査会社の監査に対する認識を分析し報告した。

監査人の強制的交代は時期尚早との報告も

統一論題「監査規制のあり方」では,これまでの監査規制に関する制度的・実務的な問題点や,将来に向けてあるべき監査規制に関して議論・報告がなされた。

関西学院大学の林氏...