日本カーバイド工業，連結子会社で工事進行基準に係る不適切処理（10月19日）

電子・光学製品等の製造・販売等を手掛ける日本カーバイド工業（東一，トーマツ）は10月19日，同社の連結子会社であるダイヤモンドエンジニアリングによる不適切な会計処理を公表した。完成工事の原価を未成工事の原価に付替えることによる費用の繰り延べや，工事進行基準を適用している大型工事案件に係る売上の前倒し計上などの不適切な会計処理が，平成26年頃より行われていた。不適切処理の損益影響額は，現時点までの調査では累計で約７億円と推定している。代表取締役と外部の専門家から構成される特別調査委員会を設置しており，「更に精査を進め，損...