ASBJ 収益認識、重要性に関する議論を継続

議論のベースは実務負担減
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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は2月28日,第78回収益認識専門委員会を開催した。収益認識基準の開発に関しては,昨年秋頃に同専門委及び本委員会で共有した「全体的な進め方」に則って審議を続けている。当日は「検討すべき課題」として抽出された個別論点のうち,「重要性に関する事項」を中心に議論。また,「IFRS15号における設例の選択の方向性」や,これまでの審議を受けて見直した企業会計基準及び企業会計基準適用指針の文案についても検討を加えた。

重要性に関する審議事項

重要性に関しては「開発する収益認識基準への移行後の継続的な実務負担を軽減する観点で,重要性に関する定めについて検討する必要が...