EDINET・タクソノミ要素リスト(案)を公表

金融庁 コーポレート・ガバナンスとIFRS対応で詳細タグ付け
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金融庁は3月3日,EDINETタクソノミ(CG・IFRS詳細タグ付け対応版)タクソノミ要素リスト(案)を公表した。同庁は,コーポレート・ガバナンス関連情報と国際会計基準(IFRS)に基づき作成される連結財務諸表等の情報に詳細タグを付ける作業に向けてそれぞれのタクソノミ要素リスト(案)を公開,4月3日まで意見を募集している。意見募集の後,タクソノミの設計・開発に約1年,企業等関係者の準備期間として約1年をとり,平成31年3月31日以後終了する事業年度に係る有価証券報告書から適用する予定だ。

詳細タグ付けの対象

今回のタグ付けの対象書類とその範囲についてはそれぞれ次のとおり示された。

【コーポレート・ガバナンス関連情報】

①詳細タグ付けの対象範囲:

コーポレート・ガバナンスの状況,役員の状況,議決権の状況等

②対象書類

・有価証券届出書(企業内容等の開示に関する内閣府令第二号の四様式及び第二号の七様式に限る。)

・有価証券報告書(同府令第三号様式又は第四号様式で上場会社が提出する場合に限る。)

・四半期報告書(同府令第四号の三様式で上場会社が提出する場合に限る。)

【国際会計基準財務諸表】

①詳細タグ付けの対象...