日本ディスクロ研究学会 第15回研究大会を開催

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日本ディスクロージャー研究学会(薄井彰会長)は6月24,25日,東北大学で第15回研究大会を開催した。統一論題は「ディスクロージャーのコストとベネフィット」。企業・社会全体のレベルで,コストを上回る便益を得られるディスクロージャーの仕組みと,最適なディスクロージャーの水準とは何か,について検討・討論を行った。

初日の統一論題報告では,司会に木村史彦氏(東北大学)を迎え,椎葉淳氏(大阪大学)が「21世紀企業に対するディスクロージャー規制のコスト」,安藤聡氏(オムロン株式会社)が「オムロンにおける経営情報開示の意義と取り組みについて」,加賀谷哲之氏(一橋大学)が「会計・開示規制のコスト・ベネフィット...