本誌調査 見積りの変更 2017年3月期は146社・156件
約6割が資産除去債務関係
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2017年3月31日決算で日本基準を採用した上場2,309社のうち,146社(6.3%)が計156件の見積り変更を開示していた。その大半は「資産除去債務」関連(92件・59.0%)であり,引当金や有形固定資産の耐用年数の変更に伴うものなど,変更項目の内容の傾向は例年と大きく変わらない。
資産除去債務では,「見積りの変更」の記載場所と記載方法にばらつきがみられる。 |
開示状況
会計上の見積りの変更を行った場合に会社は,「見積りの変更の内容」や「変更による連結財務諸表への影響」及びその「影響額」(合理的に見積もることができる場合)等を注記しなければならない。
2017年3月31日決算の上場会社(日本基準採用...
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