法務省・法制審 会社法改正に向けて議論

取締役の報酬等に関する規律を見直しへ
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法務省・法制審議会は,本年4月に立ち上げた会社法制(企業統治等関係)部会で,会社法改正に向けた議論を行っている。10月4日に第6回会議を終えたところだ。取締役の報酬等に関しては,「株式または新株予約権である取締役の報酬等について,その数等の具体的な内容を株主総会決議により定めなければならないものとする」等の見直し案が検討されている。

近年のインセンティブ報酬増加受け規律整備

部会が検討する主なテーマは,次のとおりである。来年秋頃まで議論を続ける予定だ。

第1株主総会に関する手続の合理化1 株主総会資料の電子提供制度の新設2 株主提案権の濫用的な行使を制限するための措置の整備第2役員に適切なインセンテ...