市場・業種・監査人の傾向変わらず

IPO IFRS上場は4社
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2017年の新規上場(IPO)は10月末までに62件となった。業種別や市場別の件数をみると情報・通信業やマザーズが最多である傾向は変わらない。
会計監査人の8割を4大法人が占める状況も同様。この3年は大手法人の取扱件数は微減に止まっている。ただし,一部報道に見られるような大手法人による受注停止(延期)が出てくると,今後のIPOにその影響が及ぶ可能性もある。このほか,今年はIFRSによる上場がすでに4件でている。

●IPO件数と4大監査法人担当割合

2017年のIPO件数は10月末までに62件,2016年が86件,2015年が98件であった。今年も残すところ2カ月弱となり,今後の上場が見込まれる(上場...