ICOの会計処理 四半期末では時価評価せず

メタップス 監査法人と協議継続で四半期報提出延長
( 06頁)
ファイナンス事業などを手掛けるメタップス(東マ,PwCあらた,IFRS)が1月15日,同社子会社でのICO(Initial Coin Offering)の会計処理方針を公表した。「受領した対価は将来的に収益として認識する」,「四半期末時点では時価評価しない」などとするもので,他社に先行する事例となった。ただ,監査法人との協議は継続中で,四半期報告書の提出を1カ月延長している(No.3343・ 19頁 に関連記事)。

ICOの会計処理は定めなし

仮想通貨による資金調達として注目を集めるICO。新規株式公開によって資金を調達するIPO(Initial Public Offering)になぞらえたもので,ト...