東証 IFRS適用会社 検討中含めると時価総額5割超える

2017年度の「会計基準の選択の考え方」を分析
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東京証券取引所は7月31日,「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した。分析対象会社は2017年4月期~2018年3月期決算の会社3,594社。そのうち,国際会計基準(IFRS)適用済・IFRS適用決定・IFRS適用予定の各社の合計は204社(前年比+33社)。「基本的な考え方」で,IFRS適用に関する検討を実施していることを記載した会社は202社だった。計406社の時価総額は分析対象会社の5割を突破した。

「適用済」会社で時価総額の4分の1

東証は,2015年3月期から,年度の決算短信でIFRS適用の検討状況や適用予定時期などを「会計基準の選択に関する基本的な考え方」...