会計士試験 3年連続で合格者増

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2018年の公認会計士試験の最終合格者数は1,305人で,合格率は11.1%だった。公認会計士・監査審査会(CPAAOB,廣本敏郎会長)が11月16日,同試験の合格発表を行い,試験結果の概要を公表した。

最終合格者数は前年より74人増加し,3年連続の増加となった。ただ,合格率は前年より0.1ポイント減の11.1%。2017年までは6年連続で上昇していた。

願書の提出者数は11,742人(旧第2次試験合格者等を除くと11,666人)。試験に合格しても監査法人などに就職できない「未就職問題」を受け,願書提出者数は2010年を境に2015年まで減少していたが,2018年試験では前年より710人(同727...