2018年のIPOは98社

リーマンショック後最多 IFRS上場は6社
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2018年の新規上場(IPO)は合計98社だった(本誌調査)。前年より2社増加し,リーマンショック以降では最多の社数(2015年と同数)となった。業種別では,引き続きサービス業や情報・通信業によるIPOが顕著。国際会計基準(IFRS)を適用して上場した会社は前年同数の6社で,累計19社となった。

マザーズへの上場が前年以上に

2018年のIPOも,例年通りマザーズの割合が大きかった(図表1)。

マザーズへの上場は63社(64.3%)で,前年より14社増加している。東証一部・二部のIPOは前年よりやや減少した。東証一部に上場した会社は,短時間のヘアカット専門店などを展開するキュービーネットホールディン...