衆議院本会議は11月26日，「会社法の一部を改正する法律案」および「会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案」について，一部内容を修正したうえで議決した。今後は，参議院において審議を進める。主な修正事項は，株主提案権の濫用的行使を制限する規定の整備のうち，不当な目的・内容による株主提案の制限規定に関するもの。立憲民主党などの野党共同会派から「企業が恣意的に株主提案を拒否するおそれもある」等の指摘を受け，「株主が，専ら人の名誉を侵害し，人を侮辱し，もしくは困惑させ，または自己もしくは第三者の不正な利益...