ASBJ 収益の分解情報など注記の検討

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四半期も分解情報要求
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企業会計基準委員会(ASBJ,小賀坂敦委員長)は2月19日,第105回収益認識専門委員会を開催した。公開草案へのコメント対応の検討も今回で3回目。当日は,①年次と四半期での対応を含む収益の分解情報の取扱いと,②残存履行義務の注記の考え方,さらにこれらを考える上で「注記についての基本的な方針」を再確認するなどした。企業側からコスト・ベネフィットに照らした必要性などが問われた項目でもあり,審議でも確認を求める声が複数あがった。

基本的な方針の確認

最初に確認したのは「注記事項を定めるにあたっての基本的な方針」。包括的な定めとして,IFRS15号と同様の開示目的及...