複数社を巻き込んだ架空・循環取引の全容が徐々に明らかに
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上場各社が調査報告書等を適時開示
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複数の会社を巻き込んだ架空・循環取引の全容が徐々に明らかになってきている。昨年12月,税務調査によりネットワンシステムズ(N社)と日鉄ソリューションズが「実在性の確認できない取引」が発覚した旨を公表した。2月13日公表のN社の中間報告書によれば,当該不正行為はマネージャー職を務めていた者(A氏)単独によるもので,架空の案件を実際の案件と関連させて巧みに作り上げ,上場会社やその子会社等を含む複数社を巻き込み取引を循環させる形で行われていた。2月に入り,各社が徐々に本件に関する内容を適時開示しているのでその内容を確認する。 |
全容は「A氏」のみ知る
ネ...
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