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収益認識の注記・開示規定を公表
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企業会計基準委員会(小賀坂敦委員長)は3月31日,改正企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」等を公表した。収益認識は,ASBJの方針であるIFRS等との整合化を進める上での主要基準であり,IFRS15号の取扱いを受け入れた会計処理については2018年3月に基準を確定させていた。31日に公表したのは「会計処理の後の検討」として持ち越した「注記と開示」の部分。また,収益認識の「表示」についてもその「科目」「金融要素の影響の区分の要否」「契約資産と債権の区分の要否」等の取扱いを定めた。これで目標であった「2021年4月1日以後開始する連結会...