有報開示,2019年12月期「事業等のリスク」等を調査

アングル
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12月期決算の上場会社451社中448社が期限内に有価証券報告書を提出した。本号では,同決算期の有報における新型コロナの影響に関する記載状況を確認した。「事業等のリスク」での記載は54社,「重要な後発事象」での記載は11社あった。12月期決算会社にあっては,3月の定時株主総会を乗り切り,有報の提出を終えた一方で,第1四半期(1‐3月)の決算が始まっており,四半期決算およびレビューの実務作業は困難な局面を迎えている( 3頁 )。