CFO協会が公表 新型コロナで7割以上が「決算業務に影響」

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会計監査に関する実態調査も
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日本CFO協会(藤田純孝理事長)は4月6日,「新型コロナウイルスによる日本企業の経理財務業務への影響」の調査結果を公表した。新型コロナ拡大により,決算・財務業務ともに7割以上が「今後の業務に影響が出る」と回答。7割の企業でテレワークに取り組んでいるが,うち4割は出社を余儀なくされたこともわかった。
また,「日本企業の会計監査に関する意識・実態調査」も公表。自社のビジネスを理解できている監査法人のパートナーは66%であることなどが,アンケートにより明らかになっている。

減損拡大やリスク情報の検討など

いずれの調査も同協会会員を主体とした日本企業のCFOおよ...