CFO協会 新型コロナによる影響調査(第2弾)を公表

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55%が「決算業務の遅延」に懸念
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日本CFO協会(藤田純孝理事長)は4月15日,「新型コロナウイルスによる経理財務業務への影響」第2弾調査結果を公表した。前回調査( No.3454・10頁 )を受け,具体的にどのような影響や懸念が生じているかを明らかにしている。55%が「決算業務の遅延」をリスクとして懸念している一方,「株主総会開催の困難」をリスクに挙げた企業は14%にとどまった。

業績発表遅延の恐れも高まる

前回調査では,75%の企業が今後の決算業務に影響が出そうだと回答していた。これを受けてCFO協会は,緊急事態宣言が発令された4月7日から1週間にわたり追加のアンケートを実施(対...