ミニファイル 上場廃止基準等の特例
ニュース
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新型コロナウイルス感染症が企業活動に大きな影響を及ぼしており,東京証券取引所ではこの状況を踏まえ,決算発表日程の再検討の要請や,上場規程の改正等を行っている。
例えば上場廃止基準のひとつに,「債務超過」がある。原則として連結財務諸表ベースで債務超過の状態となった場合において,「1年以内に」その状態を解消することができなかった場合に上場廃止となるものだが,新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ,この債務超過解消までの猶予期間を「2年間」へと延長する措置を講じた(4月21日)。なお,債務超過は「上場会社がその事業年度の末日において債務超過となった場合」として,東証一部から二部への...
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