会計方針の変更 20年3期は49社・56件

アングル
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2020年3月期決算の上場会社のうち,6月30日までに提出された有価証券報告書を調査したところ,56件(49社)の会計方針の変更がみられた。近年の傾向と同様に,固定資産の減価償却の方法について,定率法から定額法に変更する事例が最も多かった(20件)。このうち4件は電力会社によるもので,「電気事業を中心に設備の安定的な使用が見込まれること」などを理由に変更している。その他,たな卸資産の評価基準および評価方法の変更が6件,計上区分の変更が4件 (4頁)