取締役協 コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤーにキリンHD

2020年度の受賞企業を発表
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日本取締役協会(宮内義彦会長)は1月7日,「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー」の2020年度受賞企業を発表した。同表彰は「コーポレートガバナンスを用いて,中長期的に健全な成長を遂げている企業を応援する」ことを目的に,2015年以降毎年実施されている。東証一部上場企業約2,000社の中から,大賞の「Grand Prize Company」にはキリンホールディングスを選出した。入賞企業である「Winner Company」にはアドバンテストとテルモが選ばれた。

透明性の高いガバナンス体制を評価

審査委員長の斉藤惇氏(元日本取引所グループ社長)は,キリンホールディングスの選定理由について,同社の...