IFRS財団 ISSB設立を正式発表

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英・グラスゴーで11月12日まで開催されている国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)。世界規模での気候変動対策が議論される中,11月3日にはIFRS財団トラスティ議長のリーカネン氏がスピーチし,国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の設立を正式に公表した。今後の作業計画や開示の枠組みのたたき台も併せて公表した。国際的なサステナビリティ報告基準作りが本格化しそうだ( 2頁 )。

日本国内でも,情報開示に関する議論が行われており,有報にサステナビリティ情報を記載する案が出されている( 4頁 )。