金融庁懇談会 会計監査の課題と対応の方向性示す

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金融庁は11月4日,「会計監査の在り方に関する懇談会」の第3回会合を開催し,これまでの議論を踏まえた論点を取りまとめた。上場企業の監査に高い規律を求めるため,法律に基づく制度の枠組みが必要だとしている。公認会計士・監査審査会(CPAAOB)の検査範囲を見直し,虚偽証明に係る監査手続きの検証を可能とすることも提案した( 2頁 )。